士業事務所のIT事情2 Macで大丈夫?

 1 その後の動き

前回の記事で、「最近WindowsのPCが遅い」というような話をしたのですが、ワードやエクセルの挙動があまりに遅かったので、とりあえず修習やってたころに持っていたMacBook Air(2013 mid)を引っ張りだしてきて、弁護士業務にも堪えるものなのか実験してみました。

ワードとかエクセルファイルの互換性が・・・みたいな話を聞くので、しばらく使ってみないと心配ですよね。起案した書類が!!!!とかなっても困りますし。

2 ワードとかどうする?

MacBook Airなので、Officeのソフトはプリインストールされていません。

そこで、Officeを導入するためには、パッケージ版を買うか、Office365に加入するかを選択しなければならないのですが、今回はOffice365に加入することにしました。

理由は、エクセル2019がえらいパワーアップするということだったからです。

パッケージの買い切りだと、軽くて動作が安定しているバージョンならそのまま使い続けるという選択ができるのですが、新しいバージョンにしたくなった場合にはまた買いなおさないといけないんですよね。

どうせ重いのであれば、パワーアップしたやつを使ってみたいし・・・ということで、Office365Businessに加入しました。

コスト的にも、月900円×12ヶ月の年間10800円でワード・エクセル・パワーポイント等が一式使えて、しかもPC・スマホ・タブレット各5台までインストールできることを考えると、結構おトクな感じがしません?
1月分の弁護士会費で6年分くらい払えちゃいますよ!

が、MacだとACCESSやパブリッシャーなどの一部ソフトが使えませんので、対応ソフトについてはよくご確認ください。

参考:

www.cloudsolution.jp

3 Macにウインドウズを積む?

いくつかの方法で、MacにもWindowsをインストールするということが可能なようなのですが、「Windows使うならMacBook の意味がないんじゃない?」ということで、今回はこの方法はとりませんでした。

「どうしてもMacで一太郎が使いたい!」というようなことがあれば検討したかもしれませんが、事務所を移籍して以降、一太郎に触れていないもので・・・

4 結果は?

現在、MacBook Airに乗り換えて業務を行っておりますが、大きな支障は生じていません。ワードで設定していたスタイルが多少崩れたくらいですかね。ちなみに、この記事もMacBook Airから更新しております。

5年も前のMacBook Airでもしっかり使えていることを考えると、今後IT機器を導入する際は、①割安のWindowsを購入してちょいちょい買い替えていくか、②多少割高でもMacを購入して長く使うか、のどちらかですかね・・・

気が向いたらまた更新します。