新元号発表
昨日、新元号が「令和」であることが発表されましたね。
なんかいろいろ言われていますが、私はわりといいなと思いましたし、仕事柄よく西暦←→和暦の返還をするので、令和(018)を足すと西暦に変換できるのが便利だなと思ってたりします。
問題は私が昭和生まれという旧々世代になるということで・・・
で、ここからが本題ですが、この「元号」というのは、何法を根拠として規定されているかご存知ですか?
正解は「元号法」です。そのまんま。
こういう記事でもかかないとまず見ないような法律ですが、法律の中でも特に短く、なんと「条」がありません。短すぎて。
さっそく、e−Govちゃんから引いてきたので見てみましょう。
元号法
1 元号は、政令で定める。
2 元号は、皇位の継承があつた場合に限り改める。
附 則
1 この法律は、公布の日から施行する。
2 昭和の元号は、本則第一項の規定に基づき定められたものとする。
以上です。手打ちしてもそんなに時間かかりませんね。ちなみに、本則の前についてる1・2は、条がないので「項」になります。
ちょっと気になったのが、附則第2項に「昭和の元号」に関するフォローが入っていまるのですが、この法律ができるまでは何を根拠にしていたんでしょうね?ちなみにこの法律は昭和五十四年法律第四十三号です。
政令
なお、今回元号法第1項に基づき定められた政令は、「元号を改める政令(一四三)」で、インターネット官報の平成31年4月1日特別号外(第9号)からみることができます。話のネタに見ておきませんか?
インターネット官報はこちらから。無料ではしばらくしか見れないので、早めにみてくださいね。
https://kanpou.npb.go.jp/index.htmlその他
今後、各地の裁判所で「令和元年(●)第1号●事件」が発生するわけですが、どんな事件が1号になるんでしょうね。
私が物心ついた平成は、なんだかずっと不況だと言われていた気がするので、令和は景気がよくなって、長崎をはじめとしていろんなところに活気が戻るといいなと思いますね。ほんとに。