引き続き再現答案です。今回は事例Ⅲ

第1問

 強み:特殊加工に対応できる高い技術や研磨技術、設計から据付工事まで対応できること。
 弱み:技術力のばらつきや標準作業の不備、作業スペース不足により納期遅延が生じていること。

 ※OT分析だと,都市型建築の増加が機会,加工物の大型化が脅威っぽかったので,これに対応できるものが強み,対応できていないところを弱みとして整理しています。

第2問1

 高度な加工技術が必要な製品については対応可能な作業チームが限られ、生産計画も月次で作成され統制や修正もされていないこと

 作業チーム間の移動や教育を実施することで技術力の向上・平準化をし、生産計画の週次化、進捗管理等の統制を実施すること

※わりとやらかしたのではないかというところ。たぶん①「製作前プロセスに時間を要して製作期間を十分に確保できない」原因は,工数見積もりの標準がないからですよね。とすれば,解決策に「工数見積もりの標準化」を入れるべきだったと思います。
 たしか,このようになったのは,製作前プロセスの問題については,IT化のところで書けばいいやと思って,②「受注内容によって製作期間が生産計画をオーバーする」点についだけ書いたからなんですよね。工数見積もりの標準化がなされていないことも原因ですが,技術のばらつきがあってモニュメントを任せられない作業チームもあること,生産計画が月次でしか作られていないことも原因となっているので,「技術のばらつきの解消」や「生産計画・統制」でなんとかするんだという流れです。

第2問2

 加工物の大型化により作業スペースが確保できず、作業標準化がなされていないため、運搬等の付随作業が多く納期遅延が生じている。

 SLPを実施して作業スペースを確保し運搬移動時間の削減、行程順序や工数見積もりなどの標準化により打ち合わせ時間を削減すること

※ここはわりと大丈夫だったのでは。運搬や歩行などの付随作業が多くなっているのは,作業スペースが確保できていないことが原因で,作業者間の打ち合わせが多くなっているのは,基準となる行程順序が標準化されていないことが原因だと考えられるので,解決策は作業スペースの確保と標準化,という流れです。

第3問

 3次元CADや連絡ツールを導入することで顧客とのやりとりやイメージの摺り合わせを短縮して制作前プロセスを削減するとともに制作後の修正や手直しを予防する。製作図をDB化して共有することで営業担当者と製造部の打ち合わせ時間を減少させ加工能力向上を図る。

※3DCADはなんとなくわかったので盛り込んだのですが,NC加工機の話が出ていたので,CAMの話も入れられればよかったですね。NCプログラムへの変換を容易にして工数削減とか。

第4問

 設計から据付工事まで対応できることや特殊加工に対応できる高い溶接技術や研磨技術、短納期にも対応できること、装飾や鏡面仕上げ等も可能であることを訴求・提案することで高付加価値・差別化を図り、競争力を向上させて充実・拡大していくべき。

※ここはわりとやらかしている感じがします。今考えると,①拡大方向としては,「設計技術者を確保して業務を拡大してきた」というのを応用して,デザイナーを確保して提案段階からできるようにする→デザインしたものを建築用金属製品メーカーに売り込みにいって近年の都市型建築増加(機会)を取り込む,②充実方向としては,建屋を改造して設置高さ7m以上の製品にも対応できるようにして最近の加工物の大型化(脅威)に対抗するというのがあったかなと思います。